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        2012-02-06       なんばウォーク、シカゴギャラリー

こんなのがあったのですね、知りませんでした。
大阪は難波の地下街の一角、なんばウォークに絵画が並ぶ通路があります。
その名も、シカゴギャラリー。
アメリカはシカゴ美術館に所蔵されている名画60点の複製がずらりと展示されています。
複製といっても紙や布の印刷物ではなく、陶板の絵画です。

しかも、単に陶器の板に印刷しているのではなく、原画の質感を残すような加工がされています。
表面につやがあったりざらつかせていたり、油彩っぽく盛り上がっていたりします。
もちろん、サイズは原寸大ですからかなり見ごたえがあります。
展示番号1のジョルジュ・スーラの『グランド・ジャット島の日曜日の午後』はおよそ2m×3mもある大作で、5枚もの陶板をつなぎ合わせてあります。

↓ちょっとカメラの明るさが高すぎ↓
シカゴギャラリー(グランド・ジャット島の日曜日の午後)

展示方法だって、ちゃんと雰囲気が出るように飾ってあります。

↓通行人を避けての撮影は大変↓
シカゴギャラリー(テラスにて)

ルノワールの『テラスにて』。
実は、私が絵画に興味を持ち始めたのがルノワールの作品からで、この名前を聞くだけで少し胸が高鳴るのです。

いやはや、こんなにすばらしいものがあったのですね、知りませんでした。
なんでも、調べてみると2004年オープンだそう。
この近くへは何度か来たことがありましたが、もったいないことをしていました。

地下街の普通の通路ですから散歩がてらにでも、当然ながら無料ですし、難波へお越しの際はぜひ一度ご覧あれ。
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        2012-01-06       2011年秋冬、美術展訪問リスト

まさかの1週間連続ブログ更新。

もう無理、書くネタない、雑巾のごとく絞りしぼって美術展の報告をしていなかったことを思い出しました。
なにせ10月にこちらへきてからというもの、足を棒にして駆けずり回っていましたから、ひとつずつ紹介している暇がありませんでした。
いまさらですが、感想はさておいて訪問したリストだけ並べておきます。
備忘録くらいのつもりでね。

国立西洋美術館
プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影
常設展

損保ジャパン東郷青児美術館
モーリス・ドニ -いのちの輝き、子どものいる風景-
アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山―

上野の森美術館
第35回 新日美展
第18回 新作家展
第37回 現代童画展
第38回 近美展
第26回 日本和紙絵画展
第49回 全展
第38回 創画展

多少規模のあるものはこのくらいでしょうか。
上野の森美術館が多いですね。
ここは基本的に、週替わりで有料と無料の2展示をやっていてほぼ毎週足通っていました。
上で紹介しているのはたぶん有料のものです(うろ覚えなので間違っていたら申し訳ないです)
上野の森美術館を含めて、ほかにも入場無料の小さな美術展にもたくさん行きました。
アートガーデンかわさき なんかにはよくお世話になりました。

心残りがあるのは国立西洋美術館の常設展、想像以上に広くて、最後は閉館まじかで駆け足になってしまいました。

もっとも感激したのは上野の森美術館の日本和紙絵画展、絵の具を使わずこれほどの表現ができるなんて初めて知りました。
ちぎりかた、重ねかた、透かし具合で油絵にも水彩にも日本画にもなりうる、和紙の無限の可能性を感じました。
もしあなたの近くで見る機会があればぜひ足を運んでください、きっと心に響く何かを感じますから。

        2011-12-04       上野の森美術館通いのみちくさ

おくさーん、上野でイケメンが転がってますよーっ!

…じゃなくて、上野でものすごく上手なギターの路上ライブがやっていました。
ダニエル コフリン(Daniel Coughlin)さん。
伴奏に合わせて弾いているのかと思いきや、よくよく、よーくよーく聴くとギター1本だけで演奏しています。
あまりにすごすぎて、ギター1本とはなかなか信じられませんでした。

実は、この人の演奏を聴くのは2度目、1度目は最後の曲の途中からでしたので単に上手なギターくらいにしか思っていませんでした。(もちろん、伴奏ありだと思っていました)
今日はたまたま曲の最初から聴くことができて、そこではじめてギター1本だと気づきました。
みっちり3曲、鳥肌が立つのは秋風が冷たいからじゃありません。

投げ銭1000円でCDがもらえるということで快く1枚、5曲入りのCDをゲットしました。

1.Kokaji
2.Solitude
3.らいおんハート
4.I love you
5.君をのせて

一緒にもらったチラシを見ると ホームーページ のアドレスが書いてあって、帰ってのぞいてみるとやっぱりほうぼうで活躍されているようでした。
知っているところでは、NHKの ダーウィンの動物大図鑑 はろ~!あにまる のオープニング曲「サンクチュアリ」。
あのタイトル文字がうねうねするアニメーションの曲がそうだったなんて、曲名すら知らなかったですけど、知っている曲が出てくるだけでぐっと株が上がります。(イケメンだし)

ちょっと尋ねてみると、日曜日はよくここに来るとのことです。
こことは、 上野の森美術館 から正面へ50mほど歩いた少し広くなっている通りです。

おくさーん、イケメンは日曜の昼下がりが狙い目ですよーっ!

        2011-10-03       せっかくはるばるは多忙の予感

わけあってしばらく東京にいます。
せっかくはるばる来たのですから、東京ならではの場所に行きたいものです。
とはいっても、基本的に外出しない私には、ぱっとめぼしいものが思いつきません。

たまのお出かけといえば、美術展くらい。
先月京都市美術館ではしごしたばかりですが、この際ですから常設展でもいいから行ってきましょうか?
なんて軽く探していると、 国立西洋美術館 が目につきました。

常設展、一般420円。
名前に負けず私の好きな西洋美術がたくさんあります、さすが首都の美術館は一味違いますね。
そうやってちらちら見ていると、くらいつかずにはいられないものが!

プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影

がぶり!(かみついた音)
これは行かねば。
会期は10/22(土)~1/29(日)、まだちょっと先ですが開催すぐくらいなら行けそうです。
ただし、平日は今度ばかりはどうしても時間が取れませんので、開催直後の混雑している休日になってしまいます。
うーん、背に腹は代えられない…せっかくはるばる来たのですから。

前売券は一般が1300円、大学生が1000円、高校生が650円、中学生以下は無料。
やっぱり関西より少し安いです。
ついでに、時々お世話になっている キングダムノート が30分くらいの距離にあるみたいですから、これもコースに加えたいです。

とすると、国立西洋美術館の常設展とゴヤ、少し移動して万年筆。
朝一で出発して一日仕事、でもお金は一銭ももらえない、むしろ山盛り支払わないといけません。

今から心と財布の準備を!

        2011-09-28       芸術の秋はあわただしい

無理だと思っていた3の倍数月の美術展訪問、どうにかこうにか時間を取りつくろって9/27(火)に行ってきました。
たまに見るテレビCMにうずうずしていたら、ふいに「隣では フェルメールからのラブレター展 」と聞こえてきました。

へえ~まだやってたんだ、これも会期長いなあ。
…とっ、となり!?

急いで調べてみるとこちらは10/16(日)までで、同じ 京都市美術館 内で開催されているではありませんか。
これだけの大イベントを1ヶ月近く同時開催するなんて、太っ腹京都市美術館、おそれいります。
はしご決定です。

テレビCMさまさまです。
もし何も知らずに当日直面していれば、鑑賞時間が足りない、お金もないなんてことになっていたかもしれません。
ただひとつ悔やまれるのは、前売券を買っていなかったことでした。

ところが、これも太っ腹京都市美術館のおかげで助かりました。
ワシントンナショナルギャラリー展とフェルメールからのラブレター展のどちらかの半券があれば、もう一方が100引きになる 割引 が実施されていたのです。
前売券があるワシントン→はしごするフェルメールの順番ですね、了解しました。



京阪電車に揺られて三条駅へ到着。
いそいそと下車、その時大事件が!
襟首にかけていた私のメガネがふいにノーロープバンジーをしてしまったのです。
吸い込まれるように車両とホームの隙間にダイビング、暗闇へ消えていくメガネの後姿は誰も引き止めることができませんでした。

これから大いに働いてもらわないといけないのに、急いで駅員さんを探しました。
落とした位置からして電車に踏まれることはありませんが、ホームは結構な高さがあります。
落ちた衝撃でレンズがどうなっているかはわかりません。

あれこれ心配ばかりが膨らんでいるところに、救世主駅員さんが登場しました。
左手に三角網、右手に粘着棒。
両方とも柄は十分な長さ、粘着棒の先にはガムテープがぐるぐる巻きになっていました。
確かに、クリップではさんだりほうきではき入れたりするよりはずっと確実です。
実際、粘着棒でひょいとくっつけて三角網は使いませんでした。
見た目は別として、いざという時に力を発揮するのはローテクなのかもしれません。

無事救助されたメガネは奇跡的に無傷でした、ありがとうございます駅員さん(とガムテープぐるぐる粘着棒)。
助かった理由はおそらく、小さめのレンズで、フレームがレンズの前にせり出して密着していないおしゃれメガネだったからだと思います。
おしゃれであるがゆえにフレームが衝撃を吸収して、レンズへの致命傷を免れたんですね。
おしゃれっていいなあ。



ひとしきり冷や汗をかいて駅を出ると、京都市は温まるのを通り越した残暑でした。
ここから歩くとなると、会場までけっこう距離があります。
バスにするかそれとも…歩きます。

ここは一度通った道、大丈夫です。
昨年大みそかの記録的な大雪の中、半身雪だるまになりながら みやこめっせ まで歩いた道のりに比べれば、この程度の残暑は心地よい秋晴れです。

その日は10cm近い記録的積雪、大雪警報が出ていて本当に身の危険を感じました。
とくに雪がましになった帰り道、みぞれ混じりでシャーベット状になった雪道、小川にかかった幅約1mの手すりもない橋を渡るのはまさに命がけでした。

↓人のすれ違いは危険↓
京都市の細い橋

上の画像は、Googleマップにある春先の細い橋です。
美しい風景ですね、一面真っ白に染まった雪景色もまた格別です。
ただ、そんな日にこの橋を渡るのは非常に危険です。
もしも足を滑らせでもしたら、見た目以上に速い極寒の水流に足と体温を持って行かれてしまいます。
まあ、私は勇気をふりしぼって渡りましたけどね、よい子はマネしちゃいけませんよ。



汗をふきふきようやく美術館へ到着しました。
入口は一目でわかりました、平日とは思えない長蛇の列が並んでいたのです。
連休明けにもかかわらず40分待ち、行列の先はフェルメールからのラブレター展でした。
恐るべしフェルメール。

運よくワシントンナショナルギャラリー展には入場制限がかかっていませんでしたので、予定通り先に観ることにしました。
これは後からの感想ですが、館内はワシントンナショナルギャラリー展のほうが混雑していました。
入場制限がかかるかどうかぎりぎりのところで、逆に人が多くなってしまったみたいです。
外で待つか中でつっかえるか、難しいところですね。

余談ですが、フェルメールからのラブレター展は私が入るころでも10分待ちでした。
恐るべしフェルメール。



↓ワシントンナショナルギャラリー展の図録とお土産↓
ワシントンナショナルギャラリー展

↓フェルメールからのラブレター展の図録とお土産↓
フェルメールからのラブレター展

さて、図録とお土産です。
今回ははしごしたので出費も2倍、おおお…お札に羽が生えて天に召されて行きます。

まずは、ワシントンナショナルギャラリー展から。
図録がものすごく豪華です。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、かなりぶ厚いです。
展示数にしてはやけにページ数が多いと思えば、左ページに全体図、右ページに拡大図という贅沢なページ構成になっていました。
とどめのハードカバーのおかげで、これまで私が購入した中で一番ぶ厚い図録になりました。
そういえば、公式HPで宣伝していた 選べるジャケット3種類 は京都展では扱っていないとのことでした。
数量限定だから仕方ないのか、主催や協賛が違うから最初から用意していないのか、どちらにしても残念でした。
私は、表紙がマネの『鉄道』、裏表紙がクロード・モネの『ヴェトゥイユの画家の庭』のやつが欲しかったです。

↓せっかくExcelで描いたのに↓
マネ 鉄道

赤い屋根のケーキ箱は本展マスコットのワシントン犬をあしらったビスケットです。

続いて、フェルメールからのラブレター展です。
こちらは後から入ったので、どうしても前者と比べてしまいます。
43作品とかなり少なめな展示数からすると妥当なのかもしれませんが、薄いです。
中は解説が比較的多く、「17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」というテーマを反映した内容になっています。
上の缶はクッキー、下の紙管はコーヒーキャンディーです。
出ました缶グッズ、やたら高いんですけどつい買ってしまうんですよね。



いやあ、この日は丸一日大変でした。
閉館の17:00ぎりぎりまで粘りました。
はしごするから急いでいたのもあったのだと思います、もっと早く出発してゆっくりすればよかったかなあ。

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